あなたの「当たり前」な生活習慣が自然排便を妨げる!?

bennpinayami 284x300 あなたの「当たり前」な生活習慣が自然排便を妨げる!?人はどうだかわからないけど、自分にとっては当たり前!な生活習慣って誰にでもありますよね。

ですが、すっかりなじんでしまったその習慣が、もしかしたらあなたの便秘をどんどんひどくしているかもしれません。

快適な自然排便ができない人は、自分では気がつかないうちに、スムーズなお通じを妨げるよくない生活習慣が身についていることが多々あります。

便秘の原因となりうる習慣がないかどうか、もう一度自分の毎日を振り返ってみましょう。

1、食事の時間、睡眠時間がいつもバラバラ

特に、「若いから大丈夫」とついそうしてしまう20代、仕事や子育てに忙しい30代~40代の人に多くみられます。

趣味や学校、仕事や子育てに忙しく、毎日の食事時間や睡眠時間がバラバラで、食べられる時に食べる、寝られる時に寝る、といった生活をしていないでしょうか?

人の体というのは、朝起きてから夜寝るまでの間に、体の活動に合わせて自律神経のスイッチを切り替えています。

食事や睡眠がバラバラの乱れた生活は、スイッチを一度つけたら長いことつけっぱなし、そうかと思えばごく短い間しか消さない、でも翌日は長いことオフになっている、という具合に、毎日のオンオフをめちゃくちゃにしている状態です。

そんな日々が続けば、自律神経のバランスは当然崩れてしまい、脳と腸の連絡がうまくいかず、便秘を引き起こします。

また、「睡眠時間を削って趣味や仕事をしている」という人は、自律神経の興奮状態が長く続くため、リラックス状態で活発になる胃腸の動きが鈍りがちになるため、お通じにも問題が起こってくるのです。

2、便意があってもつい我慢

朝の支度や出かける準備で忙しかったり、仕事中で手が離せないなど、さまざまな状況や理由で便意を我慢することは多々ありますね。

必死に我慢しているといつの間にか便意はどこかへ……というのも、多くの人が経験していることでしょう。

しかしそこで「我慢した分は次の機会に出せばいいや」なんて軽い気持ちで流すのはよくありません。

人が便意を感じて排便する一連の工程は、腸と脳の連携があってできること。

直腸まで便が降りてきた刺激で「あ、便がたまったな」と感じた腸は、脳に対して「便がたまっている」と信号を送り、脳がその時の状況を判断して我慢するか排泄するかを決定しています。

この時「我慢する」を選ぶと、肛門周辺の筋肉が緊張して便を我慢し、腸からの便意の信号はしばらくすると消えていきます。

ですが、頻繁に便意の我慢を続けていると直腸の感覚が鈍り、便がおりてきても「便がたまっている」という信号を脳に出しにくくなってしまうのです。

便意そのものが起こりにくくなればもちろんスムーズなお通じは妨げられ、その先にあるのは便秘です。

3、トイレに本を持ち込んで読んでしまう

世間に洋式トイレが普及してから、「トイレで読書」の習慣を持つ人が増えてきました。

トイレ=リラックス読書タイムとはじめから決めてトイレに本棚を置いている人や、トイレに座っている間手持ち無沙汰でつい本を持ち込んでしまう人、その事情はさまざまですが、洋式トイレだとしゃがむ必要がなく、ゆったり座れることも理由のひとつでしょう。

また、特に自宅のトイレは完全に一人になれる強固なプライベート空間なのも一因ですね。

しかし便秘のことを思うと、これは決してよい習慣とは言えません。

ただ椅子に腰掛けているのではなく、便座に座って読書と共に排便しようとしているわけですから、当然ながらお腹に力を入れ、いきみます。

しかし本を読みながらだと、不必要に長くトイレに座り、そのあいだ無意識のうちにだらだらと、頻繁にいきんでしまいがちになります。

特に女性の場合、不必要にいきみすぎていると、膣と直腸の間にある筋肉の壁が弱り、膣のほうに直腸がぽこんと出てしまう直腸瘤(ちょくちょうりゅう)の原因となることがあります。

直腸瘤があると、排便しようといきんだ時に膣側に飛び出た直腸のポケットにひっかかり、便がまっすぐ肛門をめざしにくくなり、結果便秘になることがあります。

また、頻繁にいきむことで肛門周辺に負担をかけ、痔の原因となってしまったり、いきむ習慣によって直腸が下にたるみ、最悪の場合肛門から出てしまう直腸脱(ちょくちょうだつ)を引き起こすことも。

肛門のトラブルが起こると、排便する時非常に苦痛を伴うため、つい便意をがまんしてしまいがちになり、さらに便秘を悪化させたりもします。

トイレでリラックスすることは良いことではありますが、かといって長いこと便座に居座るのは、スムーズな自然排便のためには決して良くはありません。

4、慢性的な運動不足

いまや広く知られていることではありますが、慢性的な運動不足も自然排便を妨げる大きな原因となります。

特に運動する習慣がない上に、普段の移動は車や電車、階段は使わずエレベーターやエスカレーターを使用……なんて人は要注意。

排便する時はおなか周りの筋肉を使いますが、筋肉は適度に動かさなければ衰えてしまうため、運動量の少ない人は腹筋が弱くなり、スムーズなお通じに必要な筋力が足りず、便秘になりやすいのです。

特に、もともと筋肉量が少ない女性の場合、運動不足でさらに筋力が落ちると便秘の可能性がさらに高まってしまいます。

すっかり慣れ親しんだ、そうであることが当たり前になっている生活習慣の問題点というのは、なかなか自分では気がつきにくいですが、思わぬことがあなたのお通じの妨げになっているかもしれません。

今一度、自分にとっての「当たり前」について考えてみることも大切ですね。

⇒ 便秘解消法2:生活リズムの改善へ

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